飛耳長目Ⅱ

From 1st October 2025ー / Life Story / Education Practice / 一灯照隅

学級でのゲーム トラブル回避の配慮

学級でゲームを行う。
それはレク目的であったり、学習ゲームであったりする。
その目的は唯一つ楽しいということである。
では、この楽しさのために何が必要なのか。
学級経営がうまくいかないケースでは、ゲームをただやっているだけで配慮が足りないのである。
ベテランの教師はこのあたりの配慮を経験で知っているのできちんと指導してから行っている。
だから、みんな楽しく盛り上がることができるのだ。
その配慮について考えてみる。

1 ルールや得点方法は、ゲーム開始前にすべて説明しておく。
 ・最初に得点なしでリハーサルゲームを行いながらルール説明をする。

2 お願いや注意もゲーム開始前に伝える。
 ・みんなが楽しみたいのでゲームをする。
 ・ムキになったり、カッカしないでね。
 ・人を傷つけるようなことは絶対しないでね。

3 少数の子が不愉快にならないように。
 ・ゲームによっては個人名がでてくるような場合があるが、それを悪用してバカにしたりしないように。

4 うるさかったり、ルール違反が出たら減点法を取り入れる。
 ・静かにしてほしいときには、3,2,1とカウントダウンする。
  0のときには口をぴったり閉じる。
  違反者は1店減点する。
  これも事前に予告しておかないとトラブルが起こる。
  仲間同士で注意し合う雰囲気を大切にする。
  あまりやりすぎると逆効果になるので注意。

5 隣のクラスのことも考える。
 ・授業中にゲームを行うときには、隣のクラスに迷惑にならないようにする。
  ドアや窓は閉めるなど。

6 こんな時にはこんなセリフを。
 ・ゲームに熱が入ると、つい勝ちたい一心でズルをしたり、他のチームのあら捜しをして雰囲気を悪くすることもある。
  そんなときには「所詮ゲームなんだから、そんなに熱くならないで。負けることも楽しんで。」と笑顔で言う。

7 終了タイムの予告をする。
 ・ゲーム終了数分前には、「あと何問(何回)で終了します。」と予告する。
  子どもたちから「えっ、これでおしまい?もう一回やれば俺たちが勝ったのに。」という苦情防止の為。

8 賞品はなくても中身で勝負。
 ・賞品があるとゲームが盛り上がる可能性はある。
  しかし、他のチームから妬まれたり、賞品欲しさにエスカレートしたりするので注意が必要。

9 証拠は残さない。細かい配慮。
 ・もし授業中にゲームをやったら、黒板にいかにもって感じの板書は残さない。
  べつに隠す必要もないが、アピールする必要もない。
  あのクラスは授業をせずにゲームばかりしているなんて変な誤解を生むこともない

こんな配慮はしながら定期的に楽しいゲームを教室でたくさん行う。
これも学級経営の大切なコツである。

saitani